第33回お金コラム 家庭でできる金融教育第33回お金コラム 

最近耳にするようになった「金融教育」。では、子どもにお金について教えるとしたら何をすべきでしょうか。中には「お金について子どもに話すのは気が引ける」「自分でもよく理解していないから教えられない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、インターネットの浸透により子どもも金融トラブルに巻き込まれる事件が起こったり、キャッシュレスの浸透により、一昔前よりもお金の動きがイメージしづらくなってきたり、お金をめぐる環境が変化しています。2022年度の入学生より家庭科で資産形成に関する授業が必修となり、金融教育の重要性も見直されてきています。
今回は子どもの発達段階に応じた、家庭での金融教育の方法について紹介します。

幼児期

お金の勉強をするには、最初に数の概念を理解する必要があります。そのため金融教育を始めるのは数を理解し始める3,4歳頃からがベストと言われています。数の概念を教えるときは、そろばんやゲームを活用すると教えやすいです。
数を理解できるようになったらお店屋さんごっこ遊びを通してお金を使う体験をしてみましょう。実際に商品を売ったり、おもちゃのお金を使って買ったりする体験をすることでお金の価値を体感することができます。年長さんくらいになったら実際のお店でお金を使う経験もさせてみましょう。
ほかにも、子ども向けのお金に関する絵本も多くありますので親子で読んで理解を深めることもおすすめです
※本記事の最後に親子でお金を学べるイベントの紹介があります

小学生

小学生になると、学校の授業で社会や世の中の仕組みを知る機会が増え、よりお金が身近になり始めるでしょう。学校での学びや世の中との関わりも交えながら自分事としてお金の理解を深めることが大切です。
多くの家庭は、親が働いて稼いできたお金を使って生活しているため、その仕組みを伝え、理解することも金融教育になります。特に、子どもの欲しいものが増えてきた時期にこのことを伝えると、欲しいものを無限に買えるわけではないというイメージがわきやすいでしょう。
お小遣いもポイントのひとつです。年齢に応じてお小遣いを与え始めてみましょう。限られた所持金を使う経験を通して、計画的な買い物をする大切さを理解することができます。その際、お小遣い帳も記録するように促しましょう。お金の収支を把握することで、家計管理の基本を身につけられます。限られたお金の中でやりくりすることを子どものうちに身に付ければ大人になったときもお金を上手に使うことができます。子どもの名義で銀行口座を開設してお小遣いやお年玉を預けることも金融教育になります。
また、職業体験イベントへの参加や、ゲームアプリやボードゲームなどの遊びを通して学ぶ方法もあります。親子やお友達と楽しみながら学べますので一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

中学生

学校ではお金や税に関わる法律や制度もより詳しく学ぶようになります。具体的にはクーリングオフ制度や納税の義務など、社会生活をする上で知らなければならないことです。また、どのような仕事に就くかという職業教育を通してもお金について考える機会ができます。
家庭では、実際に生活をする上でどれくらいのお金が必要なのか、今の生活費はどれくらいかというの具体的に話しても良い時期です。また、親の職業や自分が将来どのような仕事に就きたいのかという観点から、働いてお金を稼ぐことについて家庭で話し合ってみるのも良いでしょう。
高校の授業で資産運用を学ぶことになりますが、状況に応じて中学生のうちから学び始める家庭もあります。親自身が資産運用をしていればそれについて話したり、逆に親も知識を深めたい場合は子どもと一緒に調べたりする方法があります。

最後に

家庭でできる金融教育について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。お金の話をするのはタブーだという風潮もまだあるかもしれませんが、自分の身を守るためにも、お金と仲良く付き合っていくためにも、金融リテラシーは必須です。ご家庭の状況に合わせて、難しく考えすぎず身近なところから取り組んでみましょう。親自身も知識がないという場合でも本やインターネット、遊びながら学べるゲームなどを活用しながらお子さんと一緒に学んでいくことが大切です。
当サイトでは認定ファイナンシャルプランナーによるお金の無料相談も受け付けています。「お金の知識がなく不安」「資産運用について知りたい」という方はお気兼ねなくお問い合わせください。

お知らせ

4歳以上のお子さんがいらっしゃる方必見!
親子で楽しみながらお金を学べるイベントを6月23日(日)に札幌市のモエレ沼公園にて行います。詳細は下記URLからご覧ください。

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