第2回お金コラム フル活用しようマイナポイント

一度は耳にしたことがあるはずのマイナポイント。みなさんはもう受け取りましたか。具体的にどのようなポイントなのか、どうすれば受け取れるのか、ポイントの使い方を含めて解説します。
監修:ファイナンシャルプランナー 黒川 佳樹

マイナポイントとは

マイナポイントとは、マイナンバーカードの発行を推進するための事業です。マイナンバーカードを発行し、対象のキャッシュレス決済サービスを利用するとその25%がポイント付与され最大5000ポイント、さらに、健康保険証としての利用申込みと公金受取口座に指定することで15000ポイント、合計20000ポイントを受け取ることができます。1ポイント1円として利用することができます。

マイナポイントを受け取るには

マイナンバーカード自体は申請から交付までに約1ヶ月かかりますが、マイナンバーカードを受け取った後に、マイナポイントを受け取るための申請が別途必要です。

申請方法は自身のスマートフォンやパソコンを使う方法と、郵便局やコンビニなどにあるマイナポイント手続スポットにて行う方法があります。そのほか、ポイントを受け取るためのクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済サービスを準備しておく必要があります。注意したいのが、この決済サービスは、原則マイナポイント申込み後に変更ができないことです。そのためマイナポイントを受け取る決済サービスは慎重に選びましょう。

選択した決済サービスによってはマイナポイント受け取り手続きが必要なものもあります。詳しくは、マイナポイント第2弾事業特設サイト内の決済サービス詳細ページにポイントの受取方法が記載されているので確認しましょう。

また、未成年者のマイナポイントは法定代理人の同意のもと本人が申込むことになります

が、本人による申込みが困難な場合は法定代理人が申込むことも可能です。マイナポイントを受け取るキャッシュレス決済サービスも規約上では本人名義のもので申し込まなければなりませんが、それが困難な場合は法定代理人名義のもので申込むことができます。ただし、マイナポイントを受け取るキャッシュレス決済サービスは1つあたり複数人のマイナポイントを受け取ることができないため、利用者1人につきキャッシュレス決済サービスを1つ選択する必要があります。

なお、2023年5月22日時点で、マイナポイントの申込み終了日は2023年9月末となっておりますので期限内に申込みましょう。

マイナポイントの使い方

受け取ったマイナポイントは、ポイント申請時に選択したキャッシュレス決済サービスにて1ポイント1円として利用できるため、最大20,000円として利用できます。食費、旅費、養育費、将来への貯金など、様々な使い道があります。

黒川FPはこれを機にいくつかのキャッシュレスサービスを始めて、このポイントを投資へ回したとのことです。このように、お金を増やすためにポイントを利用するという方法もあります。

最後に

物価が上がり、出費は増えても収入は増えないという中で、「いかにして今あるお金を増やすのか」「もらえるものはもらう」という考え方はとても大事になっています。「ポイ活」という言葉が流行っていますが、このマイナポイントは数あるポイ活の中で今最も大きいポイントになります。この20,000ポイントの使い方は様々ですが、気づいたらなくなっていたということがないように有効に使いましょう。

2023年5月23日時点でマイナポイントの締め切りは2023年9月末です。2023年2月末までにマイナンバーカードの申請を終えた方で、まだマイナポイントを受け取っていない方や受け取りたいけど方法がわからない方は、早めにご相談ください。

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