第21回お金コラム 日本の公的保険~社会保険~

「保険とは何か」と聞かれたら皆さんはどう答えますか。保険は、相互扶助の考え方に基づいて、ケガや病気など万が一のときに備える仕組みです。日本には、公的保険と民間保険の2種類がありますが、今回は日本の、社会保険と呼ばれる公的保険について紹介します。

健康保険

病気や怪我による医療費の一部を地方自治体や団体が負担する制度です。日本国民は「国民皆保険制度」に基づき、公的医療保険に加入する必要があります。加入先は年齢や雇用先などによって異なり、国民健康保険、健康保険、共済組合、後期高齢者医療制度などがあります。この医療保険のおかげで、医療機関で保険証を提示すれば、自己負担分のみの支払いで治療を受けられます。入院時には療養や食事にかかる費用の給付制度、1か月の医療費が一定水準を超えたときに超過分を払い戻せる高額療養費制度も使えます。

年金保険

老後を迎えた際に、これまでと同水準の暮らしを維持できるような年金を支給する制度です。高齢になったときだけではなく、障害により働く能力が失われたときや家族を残して死亡したときなどに年金や一時金を支給して、ご本人とその家族、遺された方々の生活の安定と福祉の向上のために生まれました。日本は国民皆年金制で、20~60歳のすべての国民が国民年金に加入します。

介護保険

介護保険は2000年4月から始まった、介護が必要な方々がサービスを受けるための制度です。65歳以上の要介護状態または要支援状態になった方が訪問介護や訪問看護などの介護サービスを利用した場合、サービスにかかった費用の一部が保障されます。

雇用保険

労働者が失業したときに一時的な給付を受けるための制度です。企業に所属していて、一定の条件を満たす従業員は必ず加入することになっている保険です。求職者給付、教育訓練給付制度、就職促進給付、雇用継続給付などが受けられます。

労災保険

正式には「労働者災害補償保険」といいます。労働中のケガや病気による医療費や休業補償を提供する制度です。業務中のほか、通勤途中のケガや病気も補償の対象です。また、保険の対象となる方の雇用形態は問わず、パート・アルバイトも含まれます。

最後に

いかがでしょうか。身近なものだけに知らなかったこともあったのではないでしょうか。民間の保険への加入を検討するときは、社会保険の内容も把握した上で考えることが大切です。「社会保険だけではちょっと不安」「もっと安心感がほしい」という場合には民間保険にも目を向けてみてはいかがでしょうか。次回のコラムでは健康保険について詳しく紹介しますので、ぜひ、そちらも併せてお読みください。
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